君は気づかずに笑う
早いもので、大学を卒業してから2ヶ月と半分が過ぎた。
新しい土地で、新しい人たちと、新しい生活を私は作っている。
中身はどうあれ。
新しい生活は、楽しさ2割、きつさ8割といったところだろうか。
やっぱり、友達がいない生活はかなり寂しい。
たった2ヶ月半しか経っていないのに、大学生活がひどく昔のことのように感じる。
思い返せば、私の大学生活はとても恵まれたものだったと思う。
気の合う友人や、趣味を共にするサークルのメンバー、働くことが楽しいとすら思っていたアルバイト。
思い出せば思い出すほど、楽しかった記憶や嬉しかった記憶が蘇る。
なんとまぁ、残酷なこと。
でも、最近は、思い出すのを止めるのが上手になったと思う。
思い出すと寂しさに押しつぶされてしまいそうになるから、
思考停止するのが上手くなった気がする。
自分がなりたかった社会人とは、だいぶ勝手が違う社会人になってしまったから、正直毎日しんどい。
だけれど、
会社の人たちに仕事の出来を褒められたりすると、
やっぱりちょっと嬉しくなって、もう少しがんばろうと思ってしまう。
単純だなぁ、と自分でも思う。
これからの自分がどうなるのか、全く想像がつかないし、
ちゃんと仕事を続けていける自信もこれっぽっちもないが、
もう少しだけ頑張ってみようと思う。
とか言って、新卒3ヶ月で仕事辞めちゃいました☆てへぺろ☆とか言ってるかもしれないから、
あんまり期待はしておかないでほしい。